地域との密着が大切な介護職

地域活動に参加するのは人との交流を通して地域についての理解を深めるのに良い手段です。介護職で働いているときには地域との密着を心がけるのが大切であり、仕事の一部として考えるのが賢明と言えます。介護施設で行っている活動の一つとしてお祭りや清掃活動などの地域のイベントに参加するのは重要なものです。高齢者と地域とのつながりを維持する橋渡し役として介護職が重宝されています。

イベントへの参加を通して多くの人と会話をする機会を与えられるだけでなく、活動そのものによって高齢者を元気にさせることができるのが特徴です。地域の中で生きているという実感を持たせることもできるのが魅力であり、生き生きとした生活を送る原動力になってくれることもあります。

一方、比較的元気な高齢者の場合には地域のサークル活動への参加を促すのも介護職の役割です。サークル側が受け入れてくれるかどうかは方針次第なので、場合によっては交渉を行う必要があります。しかし、その苦労を通してサークルに参加できるようになって高齢者の元気な姿を見られると励みになり、やりがいを持って働けるのが魅力です。このような活動を通して介護職で働いている本人も地域との交流の機会を獲得することができます。地域に親しんでいくことで、イベントやサークルへの参加の手配もしやすくなるという良い循環ができるのも魅力であり、介護職としての役割を果たしている充実感を得られる機会を増やすことが可能です。